トイレのマークって優秀だよね…
というお話はさておき。
先日 紹介いただいて
会員制のビジネス系のグループで講義をやらせていただきまして。
その時 こんな質問をいただいたんですよね。
「女性は後者っぽいですか?」
「男女で比率の違いはありますか?」
どちらもたぶん、同じ肌感 をもとにしたご質問なのでしょう。
ちなみに ” 日本の前者後者の割合 ”は 後者が多いと思っています。
(→ 参考: Q 前者と後者のどっちが多いの?)
そっちは 根拠を持って予想できるのですが
男女は どうかというと
A. わからない。
ですね( ̄▽ ̄)
個人的には 差はないんじゃないかな?
と思っています。
ただ、ご質問の背景 には 答えられるかなと。
そういう質問の背景は つまり
「周りの女性に後者ぽさを感じる(ことが多い)」
ということですよね。
コレに関しては、
単純に 縁やバランスやご自身の好みの傾向で
その人の周りに 単に 実際に後者が多い
てだけな 可能性もありますけども ( ̄▽ ̄)
(※参加者さんは男性のみ&前者男性ばかりだった)
でも、そう感じる感覚は 説明つきます。
男女と前者後者の関係 を考えると
2つ観点があります。
社会性 と 生物(身体)性
です。
これはそのまま 前者と後者の特徴を分けている観点 にも 被っています。
すなわち、人間の2軸、社会性-個人性において
前者:社会性(概念・関係)優位
後者:身体性(感覚・内界) 優位
その2つの観点で男女との関係を見ると
社会的には 女性が前者寄りに、男性が後者寄りにシフトするし、
生物的には 女性が後者的。
社会性の観点でいうと
一般に言われているように
女性のほうが社会性がある。
ですよね。
女性の方がそれを「社会的に要請される」傾向にある。
外見も含めて「人からどう見られるか」
ということを意識させられますし
場の雰囲気を担う役割を負ったり
関係性にも敏感。
子育てもそうですね。
関係性、というものを強く要請される。
男が狩猟に出て 女がホームにいたから
みたいな説もありますが、本当のところわわかりませぬ。
脳梁が女性の方が大きい、という説も諸説あるようです。
ただ、女性の方が身体の暴力性に関しては弱いですから
徒党を組むという戦略傾向はあってもおかしくないかもですね。
それがどこから来ているかはさておき
結果として女性は、前者的な 振る舞いや 行動傾向を
男性よりも 後天的・習慣的に身につけさせられるわけです。
だから「社会性」の面では
女性全体が「前者方向」にシフトする
一方で
男性の場合は、
ビジネスとかの「条件的」「固定的」なふるまいは徹底させられるにしても
わりと社会関係の中で「本能的な側面」みたいなものを
賛美したり許容される見方が社会的にある。
あと母親に一方的に「面倒を見られる」立場に慣れているし 許容されきている。
母親は娘には同じことを伝承させようとするけど
必ずしも息子に 同じようにするわけではありませんからね。
というわけで
男性の場合は
そこまで柔軟な心理的な社会性を社会的に要請されない。
むしろ後者的な要素を、褒められる傾向にもある。
となると
社会性の面では
男性全体が後者寄りにシフト
そこからいくと
前者男性と後者女性の組み合わせは
異質でありながら わりと 双方歩み寄りやすいので
惹かれやすいし けっこう安定しやすい気がします。
逆に一番遠いのが
前者女性 × 後者男性
ちまたに溢れる女性優位な「旦那の愚痴」て
ほぼこのパターンな気がします^^;
(※個人的見解です)
では、身体の面ではどうかというと
コレは言うまでもなく
女性の方が身体に縛られています。
月の間でも一生の間でも 変化が大きいし、
そしてそれは 出産を担う性だからですしね。
「命」っていうものの通り道。
これ ↓ のどことつながっているか、ていったら
やっぱ①でしょうし。
逆に男性は、そういうものからは自由
であると同時に、そこに虚しさもある。
というわけで、
生物的にいったら
女性の方が後者的な世界(①)につながりが強い
↓
そこから来る「後者的な特徴」につながるものは
男性 < 女性 で出やすい
それを踏まえて 冒頭の質問に戻ると
そういう「男女の違い」としてあるものを
前者後者の特徴と結びつけるなら
確かに
男性(特に前者男性)から見たら
「女性は後者っぽい」
と感じられるのもわかる、という感じです。
初期配置がこんな感じで、
社会性を加味してこんな感じになるってことですかえん。
で、この
初期配置(先天) や、シフト度合い(後天)が
個人差
てやつじゃないかと。
性格や環境や脳タイプや俯瞰の高低も関係しそうですね。
というのが、以上
前者後者と男女をかけ合わせた考察です!