前者の4タイプ
前者のタイプ分けは
「思考」 と 「情報の保存」 を"どっち" で行っているか
に基づいた分類です。
”どっち ” というのは
内=身体(及びその延長) か
外=身体の外 かの2つです。
前者さん達へのインタビューから、前者には
「身体」「身体延長的なゾーン」 と(PCでいうハード+SDやHDD)
「身体の外のゾーン」 (クラウド)
の2つの領域が存在していることが 判明しております。
その「内・外」 × 「思考・保存」 の振り分け組み合わせのパターン
2×2=4タイプが前者のタイプ分類です。
そこに、
前者の本質的特徴である 「共通のふつう領域」 との関係から発生する
それぞれのタイプの力学を捉えたのが、前者の脳タイプになります。
参考
ある日 管理人は思った。
前者の人と話している時に
「情報が頭にぶつかってくる」ことがある気がする。
もしかして…前者って
「(頭の)外」で思考していない?
(だからぶつかるんじゃない?)
そんな投稿をしてみたところ
FB にいろいろ反応が寄せられた。
仮説どおりに
"頭の「外」で考えている"と答えた人も確かにいたが
「全くイメージできない」
「どういうこと?」
「私は・・・」
という人も 全然いた。
そんな複数のコメント内容を見ているうちに
管理人は気づいた。
どうやら前者には
使用領域が3つ 存在するようだ。
※1人の人間に3つあるのではなく 前者全体で
すなわち
①「体の外」の空間
② 肉体と地続きのなにかの意識領域
③ 肉体
といっても イメージがわかないと思うので
PCに喩えると
こんなイメージ。
さらに、この①~③は
大きな切り口で分ければ
「内」と「外」の2領域にまとめられる。
(②と③では 個人レベルで見れば 感覚や幅は違うだろうが、それはいったん置いておく)
そして、最初は一緒くたに「脳内」と投げかけてしまったが
発言を聞いていると
「記憶」の話と「思考」の話が必ずしも一致していない。
「考える時」といったが、
考えるためには「素材=情報」が必要である。
どこかに「保管されている情報」を
どこかで「考える」というプロセスがある。
それは別々に考えるべきことに気づき、
そこから前者は
【情報の保存(長期記憶)】と
【思考】の機能を
①~③のどこかに割り振っている
ことがわかった。
となると、
前者は「外」「内」×「思考」「保存」の組み合わせで
次の4つのパターン に必ず分かれることになる。
これは論理的にそうなる。
実際の現象にも沿っている。
しかしこれではまだ
だからなんだ である。
それで何ごとかが語れるのか?
後者の時みたいに
その分け方に意味があるのか?
(※時系列では後者の脳タイプを先に発見)
と思ったので さらに考えてみた。
先に出ていた後者のタイプ分けの自画自賛点は
各タイプを結ぶ全体像が洞察できたことだった。
しかもそれはちゃんと後者の本質と整合していた。
では 前者にも、後者と対照できるイメージがあるなら
各タイプをつなぐ”前者の本質”はなんだろうか。
そして気づいた。
「これ」である。
前者の最大のポイントは、
この真中のイメージ・・・
「場のふつう」「みんな(共有)のふつう」
を共有し、同時に意識が(半強制的に)接続していることだ。
色んな人がいろんな言葉で「これ」のことを言っているが、要はこのイメージに当たるものである。(集合意識とか集合概念とか社会とか言語ゲーム盤とか) 後者にはイミフだが、前者の世界では「盤を通して語る」「盤の上で合意する」のが 当たり前の感覚である、という話は前者後者関連 のページで詳述しているので参考方。
そして この
「ふつう」「ふつうを共有するフィールド」
とでもいうものを
先の4タイプ分けにカマすと
きれいに4つの力学パターンが現れた 。
詳しい話は、各タイプ別ページでしているが
それぞれの力学を名付けるなら
とりあえず 以下のようになるだろうか。
概要はざっくりこんなイメージである。
・思考も保存もクラウド処理
→ 本体とクラウドは通信でつながる。
・常に「場のふつう」と同期して、情報構成を一般化している
外で保存し、中(肉体側)に情報を持ってきて思考する → そしてそれを「場のふつう」にアウトプットする → それを一般化してクラウドに持っていく→また思考する… と常にPDCAを回している。(人生かけて)
・内部では独自の「ふつう」構成 × クラウド領域は思考専門に全振り
・思考時に場と同期する→アウトプット→ フィードバック → 再構成 という往復サイクル。
・PDCAというより実験+アップデートを繰り返す。
・「場のふつう」と唯一、自動同期ゼロ。
・全てを内部キャパで行う:思考も保存も圧縮され独自の完成された世界観を形成 → 「場のふつう」に提示して、接続試験。
・同期がないまま出すので、筋が通っていても人に違和感を持たれやすい
この区分に沿って改めて前者を観察すると
ジェスチャー
行動パターン、
思考パターン
など に
「こんなに整合していていいの?」というくらい
非常にわかりやすく反映されているのである。
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以上が
前者の4タイプの基礎枠組みが完成した経緯にになります。
当時のリアルタイム進行に興味がある方は以下記事からどうぞ(アメブロ)
* 前者って、外部クラウドじゃない?
* 前者の脳内(システム)タイプ!解説編①
* 前者の脳内(システム)タイプ!解説編②
こんなイメージなんよな
個別タイプはこちらから
前者に関しては
▶ 脳内シミュレーションの俯瞰(抽象具体ベース)の高低
▶ 認知の2次元3次元
も重要ファクターなので そちらも興味があればぜひ
※と言いつつまだ準備中です